天気晴朗なれど波高し
来年は日本復活の年に 2011年12月 3日
日経 11月29日 朝刊 大機小機
この覧は私は好んで見ます。今回も元気が出る記事です。
今年は日本経済にとって大変厳しい年だった。東日本大震災に始まり、
原発事故、国際商品価格高騰、超円高、タイの大洪水によるアジア生産拠点被害
など災難続きだった。果たして来年はどんな年になるだろうか。
最大のリスクはユーロ危機だ。ユーロ圏の輸入減と債務不安の拡大で世界景気に
ブレーキがかかり始めた。ただ、ユーロ圏の輸入に占める日本のシェアは2%、
南欧など重債務国の借り入れに対する比率も3%以下で、影響は相対的に小さい。
ユーロの下落も必至だ。3年前、米国はリーマン・ショックを超大型財政・金融政策と
ドル安で乗り切った。ドルの実効為替レートは2割下落し、輸出主導で景気回復を果たした。
今回、ユーロ危機を克服するには、ユーロの構造問題への対処と同時に、緊縮財政の下、
金融緩和とユーロ安が不可欠になる。ドル安からユーロ安に流れが変わり、円の
対ドル上昇に歯止めがかかることになるだろう。
原発ショックの影響も甚大だ。不安心理で経済が委縮し、先が読めない。 つづく
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