スマートハウス研究
スマートハウスを狙え その2 2011年8月31日
家電をIT制御で省エネ (日経新聞8月2日・電機の選択)
資源エネルギー庁によると、日本のエネルギー消費量に占める家庭など
「民生部門」の割合は09年度で33.6%。 1990年度に比べると同部門の
エネルギー消費量は約3割増えた。家庭でどう省エネを進めるか。
東日本大震災後、スマートハウスへの期待はぐんと高まった。
欧米ではITを使って家庭のピーク時の電力消費量を抑える取り組みが先行する。
米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスなどが今年から対応製品を本格投入
する予定だ。民間調査機関の富士経済によると、ネットワークにつながる家電製品や
蓄電池などスマートハウス関連製品の世界市場は2020年に18兆円規模と、2010年の
約9倍に膨らむ。日本の電機各社も2~3年後の実用化を見据えた動きを加速させる。
「スマートハウスで家電が故障した場合、どこに修理を依頼すればいいのか」。
原因が制御機器にあるのか、家電製品にあるのか消費者にはわかりづらい。
開発段階からそうした運用上の問題点を洗い出そうと、KDDIや三菱自動車、
パナソニック、東芝など10社が7月、連携することを決めた。
「来夏には何らかの成果を出したい」(東芝)
スマートハウスに商機を探るのはメーカーだけではない。
家電量販店大手のエディオンは「デオデオ アルパーク南店」(広島)で、
7月から太陽光発電などを含むホームネットワークシステムの模擬展示を始めた。
エコ・リビングソーラー推進部の森洋二企画担当長は「将来は家庭内の電力を制御する
サービスなども提供したい」と話す。
家電をネット上で操作する多彩な「アプリ」も登場する。ソニーコンピュータサイエンス
研究所と大和ハウス工業は家電製品を擬人化し、最適制御をゲーム感覚で実用化
できる「萌え家電アプリ」を共同開発した。同研究所の大和田茂アソシエイトリサーチャーは
「家電同士がつながることで今までにないサービスが提供できる」と期待を寄せる。
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